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4. ALSの症状

-初期症状-

ALSは、初めに出てくる症状によって2つのタイプに分けることができます。
まず手や足に力が入りにくくなるタイプと、舌や口が動きにくくなるタイプです。
5人のうち3人は手足に、2人は舌や口に初期症状があらわれます。


【手や足に力が入りにくくなるタイプ(四肢型)】


ALSの初期症状で、ものがうまくつかめない

ものがうまくつかめない

ALSの初期症状で、足が前に出ない

足が前に出ない

ALSの初期症状で、しゃがんだとき立ち上がりにくい

しゃがんだとき立ち上がりにくい


【舌や口が動きにくくなるタイプ(球(きゅう)麻痺(まひ)型)】


ALSの初期症状で、ろれつが回りにくい ラ行やパ行がうまく発音できない

ろれつが回りにくい
ラ行やパ行がうまく発音できない

ALSの初期症状で、飲み込みにくい

飲み込みにくい



-比較的維持される機能-

考えたり、見たり聞いたり、感じたりする機能は失われることはありません。
ALSで損なわれるのは運動神経であり、
脳や脊髄などの中枢神経、感覚神経、自律神経は比較的ダメージを受けにくいためです。


  • 知能の働き
  • 見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるなどの五感
  • 尿意・便意を感じることと排泄の機能
  • 目を動かす機能

ALSでダメージを受けやすい身体機能と比較的維持される機能(神経分類)


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