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ALS患者さんのための夏の魚料理

普通食 普通食 スズキのピカタ スズキのピカタ

スズキ3切れは3等分にそぎ切りにし、嚥下食用の1切れは切らずにそのまま、塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす

卵は2個を溶きほぐし、1個は嚥下食用に取り分ける

フライパンにオリーブ油を熱した中に、で切り分けたスズキ3切れ分にの溶き卵をからめながら並べ入れ、両面こんがり焼きつけ、さらにもう1度卵をからませて焼き、ピカタにする。嚥下食用の切っていない1切れには卵衣をつけないで、脇でいっしょに焼き、ムニエルにする

絹さやは筋を除き、3枚は色よくゆでて斜め細切りにし、嚥下食用の1枚はさらにやわらかくゆでておく

玉ねぎは薄切りにし、1/4量を嚥下食用に取り分け、残りはベビーリーフとさっと混ぜて皿に盛り付け、のピカタを移し、トマトケチャップをしぼり細切りにしたを飾る

ひと手間加えて嚥下食にアレンジ ひと手間加えて嚥下食にアレンジ
嚥下食 嚥下食 スズキのトマト風味卵とじ スズキのトマト風味卵とじ

のムニエルは皮と骨を除きほぐす(Point参照)

でやわらかくゆでた絹さや1枚は0.3cm大に刻む

玉ねぎの薄切りはさらに1cm幅に切る

浅鍋に、だし汁とを加え、玉ねぎがやわらかくなるまで煮る

にAを加え調味しを加えさっと煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけ、で取り分けた卵を粗く溶きほぐしてまわし入れ、蓋をして半熟状態に仕上げ、皿に盛り付けをちらす

食べやすいように、スズキのムニエルは皮と骨を除いて、よくほぐします

〈4人分〉普通食3人+嚥下食1人の量
※()は嚥下食用に用いる量

スズキ ……… 4切れ(1切れ)

塩、こしょう、小麦粉 ……… 各少量(各少量)

……… 3個(1個:とじ用)

オリーブ油 ……… 大さじ1(大さじ1/4)

玉ねぎ ……… 1/2個(1/8個)

ベビーリーフ ……… 1パック:100g

トマトケチャップ ……… 大さじ2

絹さや ……… 4枚(1枚)

嚥下食用追加材料(1人分)

だし汁 ……… 1/2カップ

A

トマトケチャップ ……… 大さじ1

しょうゆ ……… 小さじ1

みりん ……… 小さじ1

水溶き片栗粉 ………
水小さじ1/2+片栗粉小さじ1/4

〈普通食〉
1人分 342kcal

〈嚥下食〉
1人分 365kcal

ALS患者さんについて1日の推定エネルギー必要量

料理を作る際の注意点
●当サイトのレシピは、「ユニバーサルデザインフード区分2」程度となるよう、0.3cm~1cm角切りを目安に作成しています。より嚥下が困難な患者さんには「さらに細かく切る、つぶす、すり鉢でする、ミキサーでペースト状にする」など、患者さんの状態にあわせて対応してください。また、少量のものはミキサーよりも、すり鉢の方が使いやすいこともあるので、食材により使い分けてください。 ●ミキサーでペースト状にする際、固体だけのものは、水やだし汁を少量加えてミキサーにかけてください。うまくなじまないときは、市販のとろみ剤を水かだし汁に加えて作った「とろみあん」を加えてミキサーにかけてください。 ●このレシピでは、電子レンジは500Wを使用しています。

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