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ALS患者さんのための秋の肉料理

普通食 普通食 筑前煮 筑前煮

鶏もも肉は3~4cm角に切る

ごぼう、にんじんは乱切り、里芋は六方にむく

れんこんは1/4量を嚥下食用に取り分け(あとで生のまま使う)、残りは1cmの厚さの半月切りにする

鍋にサラダ油を熱し、を並べ入れ両面焼きつけ、さらにの半月切りにしたれんこんを加え炒め合わせる。だし汁を加え沸騰したらアクを除き、Aを加え落とし蓋をして約15分煮る

嚥下食用にごぼう、れんこん以外の素材を1/4量取り分け、残りは皿に盛り付ける

ひと手間加えて嚥下食にアレンジ ひと手間加えて嚥下食にアレンジ
嚥下食 嚥下食 筑前煮のれんこんあんかけ 筑前煮のれんこんあんかけ

で取り分けたれんこんはすりおろし、鍋に移して、だし汁1/4カップ、煮汁約1/4カップ(足りなければだし汁を増やす)を足す。木べらで混ぜながら加熱し、とろみをつけ、あんを作る(Point参照)

で取り分けた鶏もも肉は皮を除き、にんじん、里芋とともに1cm角に切り、順に皿に盛り付け、のあんをかけ、混ぜながらいただく

さらに食べやすく! さらに食べやすく!れんこんのとろみあんは、とろみが強ければだし汁を増やし、足りなければ水溶き片栗粉で調節するとよいでしょう
Point Point

鶏もも肉は(皮を除き)1cm角に切り分けると食べやすくなります

〈4人分〉普通食3人+嚥下食1人の量
※()は嚥下食用に用いる量

鶏もも肉 ……… 2枚(1/2枚)

ごぼう ……… 30㎝×1本・約70g(-)

にんじん ……… 1本(1/4本)

里芋 ……… 4個(1個)

れんこん ………
小1節・約160g(小1/4節・約40g)

絹さや ……… 3と1/2枚(1/2枚)

サラダ油 ……… 大さじ1(大さじ1/4)

だし汁 ……… 4カップ(1カップ)

A

しょうゆ ……… 大さじ4(大さじ1)

みりん ……… 大さじ2(大さじ1/2)

砂糖 ……… 大さじ2(大さじ1/2)

嚥下食用追加材料(1人分)

だし汁 ……… 1/4カップ

〈普通食〉
1人分 417kcal

〈嚥下食〉
1人分 314kcal

ALS患者さんについて1日の推定エネルギー必要量

料理を作る際の注意点
●当サイトのレシピは、「ユニバーサルデザインフード区分2」程度となるよう、0.3cm~1cm角切りを目安に作成しています。より嚥下が困難な患者さんには「さらに細かく切る、つぶす、すり鉢でする、ミキサーでペースト状にする」など、患者さんの状態にあわせて対応してください。また、少量のものはミキサーよりも、すり鉢の方が使いやすいこともあるので、食材により使い分けてください。 ●ミキサーでペースト状にする際、固体だけのものは、水やだし汁を少量加えてミキサーにかけてください。うまくなじまないときは、市販のとろみ剤を水かだし汁に加えて作った「とろみあん」を加えてミキサーにかけてください。 ●このレシピでは、電子レンジは500Wを使用しています。

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