ALSステーションTOP > 嚥下食(えんげしょく)レシピ > ALS患者さんのための春の肉料理

ALS患者さんのための春の肉料理

普通食 普通食 ロールキャベツ ロールキャベツ

玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油で炒める。パン粉は牛乳にひたす

合びき肉、、塩、こしょう、ナツメグを混ぜ、3/4量は6等分に分けてまとめる。残りは嚥下食用に、3㎝大の団子にまとめる

キャベツは丁寧にはがし、嚥下食用には芯を除き、いっしょに塩を加えた熱湯で色よくゆで、水にとる

じゃがいもは8等分の乱切りにする

のゆでキャベツ6枚は広げ小麦粉をふり、の6等分した生地をのせて包み、巻き終わりをようじで止める

鍋にAを沸騰させ、を並べ入れ、嚥下食用に取り分けたの肉団子と、のキャベツもいっしょに脇に加え、落とし蓋をして約15分煮る

塩、こしょうで味を調え、ロールキャベツ、じゃがいも各6個を取り出して皿に盛り付け、煮汁をかける

ひと手間加えて嚥下食にアレンジ ひと手間加えて嚥下食にアレンジ
嚥下食 嚥下食 キャベツと肉団子のスープ煮 キャベツと肉団子のスープ煮

の嚥下食用の肉団子はフォークなどで食べやすい大きさに分ける(Point参照)。キャベツ、じゃがいも1切れは1cm角に切る

残ったじゃがいも1切れと煮汁はミキサーにかけとろみをつけ、鍋に戻す
※煮汁が少ない場合は、【水、洋風スープの素 各適量】を足し、好みのとろみに調節する。とろみが足りない時は水溶き片栗粉でとろみをつける

の鍋に戻し、ひと煮する

飲み込みにくいときは、じゃがいもや煮汁の量を調整し、ちょうどよいとろみにするとよいでしょう

嚥下食用の肉団子はフォークなどで食べやすい大きさに分けます

〈4人分〉普通食3人+嚥下食1人の量
※()は嚥下食用に用いる量

合びき肉 ……… 400g(100g)

玉ねぎ ……… 1/4個(1/16個)

サラダ油 ……… 小さじ1(小さじ1/4)

パン粉 ……… 大さじ2(大さじ1/2)

牛乳 ……… 大さじ2(大さじ1/2)

塩、こしょう、ナツメグ ………
各少量(各少量)

キャベツ ……… 8枚(2枚弱:芯を除く)

小麦粉 ……… 少量

じゃがいも ……… 1個:150g(1/4個)

A

……… 4カップ

洋風スープの素 ……… 1個(1/4個)

トマトケチャップ ………
大さじ4(大さじ1)

塩、こしょう ……… 各少量(各少量)

〈普通食〉
1人分 326kcal

〈嚥下食〉
1人分 324kcal

ALS患者さんについて1日の推定エネルギー必要量

料理を作る際の注意点
●当サイトのレシピは、「ユニバーサルデザインフード区分2」程度となるよう、0.3cm~1cm角切りを目安に作成しています。より嚥下が困難な患者さんには「さらに細かく切る、つぶす、すり鉢でする、ミキサーでペースト状にする」など、患者さんの状態にあわせて対応してください。また、少量のものはミキサーよりも、すり鉢の方が使いやすいこともあるので、食材により使い分けてください。 ●ミキサーでペースト状にする際、固体だけのものは、水やだし汁を少量加えてミキサーにかけてください。うまくなじまないときは、市販のとろみ剤を水かだし汁に加えて作った「とろみあん」を加えてミキサーにかけてください。 ●このレシピでは、電子レンジは500Wを使用しています。

ALS患者さんと支える人たち、みんなが主役の情報サイト。
ALS ACTION!